ISSUE
花によるまちづくり
福岡市が平成30年1月に開始した取り組み「一人一花運動」。市民・企業・行政の一人ひとりが福岡市のありとあらゆる場所で花づくりに触れ、人とのつながりや心を豊かにし、都市の魅力や価値を高めることでまちづくりを目指す取り組みです。
新たな試み
「一人一花運動」の一環として、2022年4月9日から17日までの9日間、「一人一花スプリングフェス」を開催。メイン会場を福岡市役所前にある「ふれあい広場」へ場所を移し、新たな価値とより一層の熱狂が期待されました。
新たな試みを形にするために、イベントそのものを企画制作する力や運営できる力が必要とされていました。
SOLUTION
トータルプロデュース
事業やイベントのプロデュース、建築における企画設計、飲食事業マネジメント、舞台制作、クリエイティブディレクションなど、幅広い経験が集まるNOKYDの強みを活かし、必要とされていた企画制作力と運営力を一手に担当しました。
時間的余裕のない中で、主に設営関連、会場および式典の運営、飲食や園芸の出店管理、看板制作などイベント全体の制作や運営を担当し、トータルプロデュースを行うことで円滑な事業推進を図りました。
RESULT
「ずっと残したい」
髙島市長の「ずっとこのまま広場に残しておきたい」という言葉で終えたスプリングフェス2022。開催期間中は、都市中心部に創られた花で溢れる空間にたくさんの人が訪れ、優しい時間を過ごしていました。
団体や学生、企業が参加した花壇コンテストも素晴らしい花壇ばかりで、中でも全国屈指の庭師たちが手がけた造園演出はまさにアートと呼べる作品でした。
現時点で動員数などは発表されていませんが、来場者から寄せられた「また来年もやってほしい」という反響が何より一番の結果となりました。
新たなプロジェクトへ
今回初めて造園や花とみどりに関するご依頼を頂き、庭師をはじめ多くのプロフェッショナルな方々とつながることができました。このつながりが生まれたことで、店舗やオフィスの企画設計に緑化というプランニングも可能になり、新たなコンテンツを創出する別のプロジェクトも始まりました。