ISSUE
治安が悪いというイメージ
かつては若者が夜通し騒ぐ場所として治安が悪化していた「親不孝通りエリア」。近年では小中連携校や保育園が開設されたことで住民が増えています。にぎわいを取り戻しながら安全安心も確保できるまちづくりに取り組む「親不孝通りエリアまちづくり協議会」は、同エリアの住民や訪れた人たちとのコミュニケーションツールとしてエリアマップを必要としていました。
SOLUTION
「夜」から「昼」へ
治安の悪かった頃のイメージを払拭し、明るく綺麗な地域というイメージで再認識してもらうためにも、全体的に「夜」ではなく「昼」のイメージになるデザインにしました。また、同エリアに増えている女性や子どもたちにも親しみを持ってもらえるよう手書きのイラストを使用することで優しい印象に。
位置情報だけでなく雰囲気を伝えるコミュニケーション
明るく、安心安全なまちづくりを推進するため親不孝通りエリアまちづくり協議会が企画し、住民や商店主でつくる「パークピクニック」が新たなにぎわいを創っていました。まさに生まれ変わっていく様子を体現した同企画を筆頭に、単なる店舗やマップの紹介ではない、そのエリアの様子が伝わるデザインを構築しました。
RESULT
ベースイメージへ
5,000部を発行し、親不孝通り周辺各所に設置および配布されました。その他にも商店会のWEBサイトなど関連するコミュニティーのクリエイティブに転用予定となり、まちづくりにおけるコミュニケーションツールの一つとして活用されようとしています。結果について新たな情報が入り次第、更新いたします。(2022年2月時点)